かもの映画の話

映画の感想やまとめを書いていきます

ディズニーアニメ映画をほぼ全部紹介する その3

前回の続きです

ディズニーアニメ映画をほぼ全部紹介する その2 - かもの映画の話

 

 

32.ファンタジア2000

2000年公開

 

「ファンタジア」の続編。

魔法使いの弟子」だけ前作と同じで、他は別の曲になっている。

 

全体的に前作よりはストーリーが分かりやすい印象。

 

33.ダイナソー

2000年公開

 

ピクサーが大ヒットを連発することにならったのか、ディズニーが初めて3DCGに挑んだ作品。

 恐竜の皮膚の表現はCGを活かして上手く作られているが、サルはやや不気味。

当時のCG技術の問題なのか背景には実写を使っていて、その合成はとてもよくできている。

今でもこの手法でやればいいと思うくらい。

 

34.ラマになった王様

2000年公開

 

突如、完全なるコメディに舵を切った作品。

ストーリーはおそらくオリジナル。

 

ギャグのノリが肌に合わない人は最初から最後まで楽しめない。

 

35.アトランティス 失われた帝国

2001年公開

 

海底二万里」を元にした作品。

 

ウォルトディズニー生誕100周年にも関わらず、全体的に地味な印象で面白いとは言えないストーリー。

 

あと、某日本アニメからの盗作疑惑があったりする。

 

36.リロ&スティッチ

2002年公開

 

キャラクターとして爆発的なヒットとなるスティッチの初登場作品。

 

ストーリーとしては短編アニメーションを長くやってるような印象で、映画としての大作感はない。

でも、全体的にほのぼのしているので子どもでも安心して見られる。

 

低迷期の中ではヒットした作品だが、アカデミー賞の長編アニメ部門では「千と千尋の神隠し」に敗れてしまった。

 

37.トレジャープラネット

2002年公開

 

超有名小説「宝島」を宇宙バージョンにアレンジした作品。

 

話はかなり面白いんだけど、残念ながら知名度の低い作品。

 

38.ブラザーベア

2003年

 

クマになってしまった人間の話。

珍しくヴィランが登場しない。

 

音楽はフィルコリンズとの再タッグとなり、「ターザン」同様、彼の歌を劇中で流す手法をとっている。

 

39.ホームオンザレンジ にぎやか農場を救え

 

存在自体がほとんど知られていない不人気作。

 

ストーリーがあまり面白くない上に、キャラクターが全く可愛くない。

主人公がおばさんの牛という異色ぶり。

 

なぜか音楽はアラン・メンケン

 

40.チキンリトル

2005年公開

 

3D作品。

イギリスの寓話を元にした作品。

 

はっきり言ってつまらない。

そしてキャラクターが「ホームオンザレンジ」以上に全くかわいくない。

 

41.ルイスと未来泥棒

2007年公開

 

これも3D作品。

タイムマシンの話。

チキンリトルよりは面白い。

でもやっぱりキャラクターはかわいくない。

 

42.ボルト

2008年公開

 

ディズニーのピクサー買収により、「トイ・ストーリー」のジョン・ラセターが本格的に関わるようになったためか、同じCGでも前2作と違いキャラクターがかわいくなった。

内容は子ども向け。

 

43.プリンセスと魔法のキス

2009年公開

 

久しぶりの2D作品。

ルネサンス期(第二次黄金期)を思わせるようなミュージカルとなっている。

というのも、「リトルマーメイド」や「アラジン」などと監督が同じであり、音楽も「トイ・ストーリー」のランディ・ニューマンが担当という豪華な布陣。 

 

ストーリーやキャラクターもよくできていて、特にヴィラン のドクター・ファシリエの存在感が良い。

 

評価の高い作品で個人的にもかなり面白いと思うのだが、残念ながら興行的に失敗となり、ディズニーはこの作品を最後に2Dの長編作品から撤退することとなる。

 

44.塔の上のラプンツェル

2010年公開

 

プリンセスを扱うものとしては初の3D作品。

 

グリム童話を原作とした王道のストーリー。

音楽には、またまたアラン・メンケンを迎え「自由への扉」「輝く未来」などの名曲が生まれる。

黄金期のような「定番のディズニー」を流行の3Dアニメにアレンジした作品と言えると思う。

 

大ヒットとなり、この作品によりディズニーはようやく低迷期を脱出する。

 

45.シュガーラッシュ

2012年公開

 

ゲームの中を舞台とした作品。

 

主人公は架空のゲームに登場する悪役なのだが、ソニッククッパザンギエフといった実在のゲームキャラクターもゲスト出演している。

 

ゲームが舞台という設定は新しく、実在のゲームが登場するという点もとても面白いのだが、主人公を初めとする主要登場キャラクター達がどいつもこいつも自分勝手で割とイライラする。

目の付け所が良いだけに惜しい作品。

 

46.アナと雪の女王

2013年公開

 

初のダブルヒロインが登場する作品

ストーリーはアンデルセンの「雪の女王」に基づいているが、ほぼオリジナル。

 

言わずと知れた大ヒット作であり、アニメ作品としては2019年現在歴代1位。

 

であるが、多くの人を敵に回す覚悟で言うと

正直、つまらない。

ストーリーに面白みはないし、キャラクターに魅力もなく、コメディパートは笑えない。

申し訳ないが、なぜあれほどまでにヒットしたかは分からない。

 

ただし、音楽は素晴らしい。

有名な「レット・イット・ゴー」を初め、「生まれてはじめて」「とびら開けて」など、歌詞の内容はともかくとしてメロディがとてもきれい。

 

45.ベイマックス

2014年公開

 

初の日本人を主人公とした作品であり、初のマーベルコミックを原作とした作品。

アメコミのためか、ストーリーもヒーローものに近い。

 

日本では、なぜかAIの「Story」を主題歌にして「少年と看護ロボットの心温まる感動の物語」みたいな宣伝をしていたため、中盤以降ドンパチが始まった時には驚いた人も多いことだろうと思う。

 

46.ズートピア

2016年公開

 

オリジナルストーリー。

擬人化された動物達が草食・肉食関係なく共存している世界が舞台。

完全な擬人化ではなく、それぞれの動物としての特徴はしっかり残されていて、それが面白い。

 

一見すると子ども向けなのだが、人種差別のような人間社会に対する風刺があったりと、実は大人向けでもある作品。

人種差別をそのまま人間でやるとかなり重くなってしまうが、動物が演じているため見やすくなっているところも上手いと思う。

 

もちろん子どもも普通に楽しめるので家族でも観られる。

 

個人的には3Dになった以降では最も好きな作品。

 

 

47.モアナと伝説の海

2016年公開

 

ハワイっぽい南の海を舞台とした物語。

ストーリーがあまり明確でなかったり、分かりやすいヴィラン が出てこなかったりするので、間延びした印象がある。

 

歌は良い。

それと海の映像はとてもきれい。

 

48.シュガーラッシュ:オンライン

2018年公開

 

「シュガーラッシュ」の続編。

劇場公開作としての続編は、おそらく「ビアンカの大冒険」以来。

 

今作はゲームよりもインターネットを話の軸としている。

検索エンジンやポップアップ広告、いいね、コンピューターウィルス等のネット上に存在するものが擬人化されコミカルに動くのがとても面白い。

 

が、主人公2人の身勝手さが前作を上回っており、かなりイライラする。

 

前作同様というかそれ以上に、設定は良いがキャラクターが台無しにしている本当にもったいない作品。

 

 

アナと雪の女王2」まだ観ていないのでここまでです!

ありがとうございました!