かもの映画の話

映画の感想やまとめを書いていきます

本当に見てほしい映画100選

こんにちは!

 

今回はただ単純に私が見てほしいと思う映画を100作品紹介します。

 

シリーズ作品は最も勧めたい1作のみを選出しました。

 

おすすめ度は文字の色で、

おすすめかなりおすすめ超おすすめとします

 

一応、ジャンルごとに分けて発表します。(ジャンル分けの仕方は結構いい加減です。あしからず)

※あと、選別が難しいのでアニメ作品は除外いたします。

 

では!

 

 

アクション

レオン(1994)🇫🇷🇺🇸

 アクションというよりドラマかも。ナタリー・ポートマンがかわいい

スピード(1994)🇺🇸

 バスのスピードを落とすと爆弾が爆発する!これでもかというくらい続く爆弾魔との攻防がいい

ダイ・ハード(1995)🇺🇸

 シリーズ3作目。サミュエル・L・ジャクソンとのバディムービーに。

ザ・ロック(1996)🇺🇸

 ニコラス・ケイジショーン・コネリー共演。エド・ハリスの悪役が◎

ラッシュアワー(1998)🇺🇸

 ジャッキー・チェン主演のハリウッド映画

トランスポーター(2002)🇫🇷🇺🇸

 ジェイソン・ステイサムの代表作。やたら強い運び屋が主人公

香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004)🇭🇰

 ジャッキー・チェンの香港復帰作。シリアス路線のバディムービー。

クローズZERO(2007)🇯🇵

 学園とヤンキーの皮をかぶったアクション映画。

エクスペンダブルズ2(2012)🇺🇸

 アクションスター大競演シリーズの2作目。ブルース・ウィリス、シュワルツネッガーも参戦!

REDリターンズ(2013)🇺🇸

 引退したCIA達のアクション映画2作目。前作よりテンポ良し。イ・ビョンホンも登場

 

スパイアクション

ボーンアルティメイタム(2007)🇺🇸

 マッド・デイモン主演シリーズ3作目。硬派なアクション映画。

ナイト&デイ(2010)🇺🇸

 トム・クルーズキャメロン・ディアス共演作。気軽に観られる痛快作

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)🇺🇸

 トム・クルーズ主演。名作だらけのシリーズの4作目。サイモン・ペッグジェレミー・レナーも出演

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017)🇬🇧

 悪ノリスパイ映画の2作目。ブラックに派手にやってくれます

 

アメコミ

スパイダーマン(2002)🇺🇸

 サム・ライミ監督シリーズ1作目。序盤からちゃんと面白い

コンスタンティン(2005)🇺🇸

 キアヌ・リーブスが悪魔払い専門の探偵を演じる。

アイアンマン(2008)🇺🇸

 ロバート・ダウニーJr.主演。MCU1作目

ダークナイト(2008)🇺🇸

 ノーラン監督シリーズ2作目。ジョーカー役ヒース・レジャーの演技がすごい

 

SF

エイリアン(1979)🇺🇸

 ホラー映画寄り。アクション中心の2作目もおすすめ。

E.T.(1982)🇺🇸

 あの有名な自転車が浮いて指を合わせるやつ。音楽も素晴らしい

バックトゥザフューチャー(1985)🇺🇸

 言わずと知れた名作。3部作とも完璧

ターミネーター(1991)🇺🇸

 前作では敵だったシュワルツネッガー演じるターミネーターが、今作では味方に

メン・イン・ブラック(1997)🇺🇸

 ややブラックなジョークにやや気持ち悪いエイリアン達

スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999)🇺🇸

 時系列では一番最初。ライトセーバーのアクションがシリーズ最高

アイ,ロボット(2004)🇺🇸

 ロボット工学三原則も登場する本格的なSF作品

第9地区(2009)🇺🇸🇳🇿

 人種差別としてエイリアンを扱った異色作。低予算としても話題に

インセプション(2010)🇺🇸

 素晴らしい映像と綿密な脚本に豪華キャストというハイクオリティ映画。渡辺謙も出演

スタートレック イントゥ・ダークネス(2013)🇺🇸

 リブートからのシリーズ2作目。前作よりは分かりやすい。ベネディクト・カンバーバッチが悪役で登場

 

パニック

ジュラシックパーク(1993)🇺🇸

 恐竜がすごいのはもちろん、登場人物達の思考にも考えさせられる

シン・ゴジラ(2016)🇯🇵

 日本の誇る特撮映画の完成形。ゴジラに立ち向かう日本政府がリアルで面白い

 

ファンタジー

ロードオブザリング 王の帰還(2003)🇳🇿🇺🇸

 3部作の完結編。圧倒的なスケールの超大作

パイレーツ・オブ・カリビアン(2003)🇺🇸

 ジョニー・デップ代表作。海賊に冒険に呪いに戦い。老若男女問わず楽しめる作品。

ハリーポッターとアズカバンの囚人(2004)🇺🇸

 シリーズ3作目。ゲイリー・オールドマンがかっこいい

チャーリーとチョコレート工場(2005)🇺🇸🇬🇧

 ジョニー・デップ×ティム・バートン。風刺のきいたファンタジー

シンデレラ(2015)🇺🇸

 名作アニメを実写化。映像の美しさだけでなく、より深くなった人物の描き方にも注目

アラジン(2019)🇺🇸

 こちらもアニメの実写化。ジーニーを演じるのはウィル・スミス。新曲「スピーチレス」が素晴らしい

 

ドラマ

ピンポン(2002)🇯🇵

 松本大洋のコミックを窪塚洋介井浦新主演で実写化。

明日の記憶(2005)🇯🇵

 若年性アルツハイマーと診断された会社員を渡辺謙が好演

ALWAYS 三丁目の夕日(2005)🇯🇵

 古いのに古くない。笑いもあり温かいストーリー

かもめ食堂(2005)🇯🇵

 素直に生きる登場人物達に癒される。北欧の美しさもポイント

プラダを着た悪魔(2006)🇺🇸

 メリル・ストリープアン・ハサウェイ主演。ファッション誌の編集部を描いた作品。

舟を編む(2013)🇯🇵

 三浦しをん本屋大賞受賞作を映画化。映画であることを忘れさせる俳優陣の演技が素晴らしい

セッション(2014)🇺🇸

 ドラマーを目指す青年と、めちゃくちゃ怖い鬼指導者の話

マイ・インターン(2015)🇺🇸

 主人公はベンチャー企業にシニアインターンとして入職した男性。カウンセリングを受けたようなすっきりした気持ちになれる作品

 

グランドホテル

スナッチ(2000)🇺🇸

 ガイ・リッチー監督のスタイリッシュな群像劇。ブラッド・ピットも出演

フィッシュストーリー(2009)🇯🇵

 伊坂幸太郎の小説を映画化。斉藤和義による音楽にも注目

七つの会議(2018)🇯🇵

 野村萬斎主演、「半沢直樹」の池井戸潤原作。会社員達の思惑が入り乱れる

 

恋愛

ローマの休日(1953)🇺🇸

 オードリー・ヘップバーンの代表作。説明不要のラブストーリー

モテキ(2011)🇯🇵

 久保ミツロウのコミックがドラマから映画に。映画だけでも面白い。音楽やサブカルも楽しめる

 

コメディ

ホームアローン(1990)🇺🇸

 クリスマスの定番。2作目もよし

ロジャーラビット(1998)🇺🇸

 アニメキャラクターのクロスオーバー作品。あのキャラとあのキャラも共演

サマータイムマシンブルース(2005)🇯🇵

 ヨーロッパ企画の舞台を映画化。終始飽きない軽快作

南極料理人(2009)🇯🇵

 おじさん達が南極観測と関係ないことに一生懸命になってるのが面白い

テッド(2012)🇺🇸

 しゃべる熊のぬいぐるみが主役。下品で不謹慎なR指定作品

マラヴィータ(2013)🇺🇸🇫🇷

 マーティン・スコセッシ×リュック・ベッソン。ブラックジョーク多数のマフィア映画

グランド・ブタペスト・ホテル(2014)🇩🇪🇬🇧

 ウェス・アンダーソン監督と豪華キャストによるテンポの良いブラックコメディ

 

アドベンチャー

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989)🇺🇸

 大人気シリーズ3作目。父親役はショーン・コネリー

ナショナルトレジャー(2004)🇺🇸

 ニコラス・ケイジ主演。ディズニー風のヴィランが良い

ナイトミュージアム(2009)🇺🇸

 博物館の展示物が動き出すシリーズ2作目。次々に起きる転換が飽きさせない

 

ミステリー

ユージュアルサスペクツ(1995)🇺🇸

 作り込まれた脚本。ケヴィン・スペイシーの不思議な雰囲気もいい

真実の行方(1996)🇺🇸

 弁護士役のリチャード・ギア×容疑者役のエドワード・ノートン

アフタースクール(2008)🇯🇵

 内田けんじ監督作。ストーリーもだけど、俳優陣の演技もいい

容疑者Xの献身(2008)🇺🇸

 人気ドラマの映画化。堤真一の実質主演作品。

シャーロックホームズ(2009)🇺🇸

 ロバート・ダウニーJr.版アクション多めのホームズ。ワトソン役はジュード・ロウ

ジェネラルルージュの凱旋(2009)🇯🇵

 バチスタシリーズ2作目。堺雅人の独擅場

探偵はBarにいる2/ススキノ大交差点(2013)🇯🇵

 大泉洋×松田龍平の2作目。前作よりやや軽め

白ゆき姫殺人事件(2014)🇯🇵

 湊かなえ原作。人による証言の食い違いを巧みに映像で表現している

 

サスペンス

アンタッチャブル(1987)🇺🇸

 実在したギャング、アル・カポネを逮捕するための戦いを描く

セブン(1995)🇺🇸

 デヴィッド・フィンチャー監督の代表作。猟奇的殺人者を追うサイコサスペンス

ファイトクラブ(1999)🇺🇸

 同じくフィンチャー監督。ブラッド・ピットがかっこいい

インファナルアフェア(2002)🇭🇰

 潜入捜査官と警察に潜入するマフィアが交錯する緊張感MAXのサスペンス

バタフライエフェクト(2004)🇺🇸

 タイムリープにより目まぐるしく展開するストーリー。作り込まれた脚本がすごい

ディパーテッド(2006)🇺🇸

 「インファナルアフェア」のハリウッドリメイク。ディカプリオ×マッド・デイモン×ジャック・ニコルソン

エスター(2009)🇺🇸

 養子に迎えられたエスターという女の子。しかし、なんだか様子がおかしい

ブラックスワン(2010)🇺🇸

 苦悩するバレリーナを描いたサイコスリラー。体力を使うけど見応え充分

告白(2010)🇯🇵

 湊かなえの小説を映画化。ヤバイ人たくさん。

藁の盾(2013)🇯🇵

 命がけで犯罪者の護送をする。藤原竜也のクズっぷりがすごい

新しき世界(2013)🇰🇷

 潜入捜査官がマフィアの後継者争いに巻き込まれる「インファナルアフェア」に劣らぬ作品

怒り(2016)🇯🇵

 複雑な人間関係を絶妙に表現する。演技の上手い俳優達に引き込まれる

 

バイオレンス

アウトレイジ ビヨンド(2012)🇯🇵

 ヤクザの抗争を描くシリーズ2作目。悪い小日向文世が見どころ

悪の教典(2012)🇯🇵

 教師がひたすら殺人を続ける話に不思議と引き込まれてしまう異色作

凶悪(2013)🇯🇵

 実際の凶悪殺人に基づく作品。リリー・フランキーの演技が怖すぎる

 

クライム

オーシャンズ11(2001)🇺🇸

 他に類を見ない超豪華キャストによる爽快なクライムムービー

グランドイリュージョン(2013)🇫🇷🇺🇸

 マジシャンを描いた作品。マジックショーを見る感覚で楽しめる

ピエロがお前を嘲笑う(2014)🇩🇪

 ハッカーが主役のクライムサスペンス。ネット世界を地下鉄に見立てた表現も面白い

 

ホラー

リング(1998)🇯🇵

 和製ホラーの代表格。表現し過ぎない映像がじわじわと恐怖を煽る

 

ゾンビ

28日後…(2002)🇬🇧🇺🇸🇳🇱

 元祖「人間が怖い」ゾンビ映画。低予算を感じさせない作品

バイオハザード(2002)🇫🇷🇩🇪🇺🇸🇬🇧

 カプコンの人気ゲーム映画化1作目。ゾンビに溢れた施設から脱出を図る

ドーンオブザデッド(2004)🇺🇸

 「ゾンビ」のリメイク。お約束を盛り込んだゾンビ映画の教科書的な作品

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016)🇰🇷

 韓国発、列車の中で繰り広げられるパニックムービー

 

戦争

永遠の0(2013)🇯🇵

 かつての関係者への取材を重ね、特攻隊として戦死した祖父の謎に迫っていく

 

時代劇

レッドクリフpart1(2008)🇨🇳🇭🇰🇯🇵🇹🇼🇰🇷🇺🇸

 三国志最大の合戦である赤壁の戦いを壮大なスケールで映画化。岩代太郎の音楽も良い

十三人の刺客(2010)🇯🇵

 1963年の映画をリメイク。迫力ある殺陣と稲垣吾郎の悪役が印象的

天地明察(2012)🇯🇵

 同名小説を映画化。江戸時代の天文学者、安井 算哲を岡田准一が演じる

清洲会議(2013)🇯🇵

 三谷幸喜監督作。他の三谷作品と比べるとややシリアス

 

音楽・ミュージカル

天使にラブソングを…(1992)🇺🇸

 ウーピー・ゴールドバーグ主演。口の悪い歌手がシスターに

シカゴ(2002)🇺🇸

 犯罪と囚人を描いたミュージカル。リチャード・ギアも出演

マンマミーア!(2008)🇬🇧🇺🇸

 ABBAの音楽から生まれたミュージカル。特にメリル・ストリープの歌唱シーンは見どころ

バーレスク(2010)🇺🇸

 クリスティーナ・アギレラとシェールの共演。歌手を目指す女性のサクセスストーリー

ラ・ラ・ ランド(2016)🇺🇸

 音楽もさることながら、何より映像がおしゃれでかっこいい

 

以上です!

まだ観たことがない作品があったら是非ご覧になってみてください!

 

 

どんでん返しがすごい映画ランキング

こんにちは!

 

今日はみんな大好き「どんでん返し」のある映画を完全な私の好みでランキングにしたいと思います。

 

ネタバレはしませんが、「どんでん返しがあるよ」ということ自体がネタバレといえばネタバレなので、気になる人は読まない方がいいかもしれません。

 

ランキングには私が観て面白かったと思ったものだけ入れさせていただきます。

 

では!

 

 

第20位

「シークレット・ウィンドウ」

公開:2004年 監督:デヴィッド・コープ

スティーブン・キング原作、ジョニー・デップ主演のミステリー。

 

今回のテーマは「どんでん返しのある映画」ですが、この作品においてどんでん返しなんてどうでもいいんです。

 

この作品の魅力はジョニー・デップがめちゃくちゃかっこいい!ということなんです。

他のどのジョニー・デップ出演作品よりもかっこいい。

ジョニー・デップがかっこいい映画ランキング」 だったら1位です。

(ちなみに2位は「パブリックエネミーズ」です)

 

第19位

「ゲーム」

公開:1997年 監督:デヴィッド・フィンチャー

「セブン」で有名なデヴィッド・フィンチャー監督作。

主人公は48歳の誕生日に「ゲーム」の招待状を受け取る。「人生を変える体験ができる」というが、それ以降彼の周りで危険なことが多発する。

 

ラストに向けてひたすら伏線が張り巡らされています。

 

第18位

「隣人は静かに笑う」

公開:1999年 監督:マーク・ぺリントン

 

9.11の影響を受けてなのかは分からないですが、一時期レンタルが禁止されたりで鑑賞困難になっていた作品。

 

面白いですが、かなり後味が悪いので注意。

 

第17位

「ライフ・オブ・デビット・ゲイル」

公開:2003年 監督:アラン・パーカー

 

死刑制度の是非や冤罪を扱った作品。

ただ、単純にミステリーとしてもよくできてるのでそこまでメッセージ性が強めというわけでもありません。

 

主演のケヴィン・スペイシーの名演にも注目。

 

第16位

「コンフィデンス」

公開:2003年 監督:ジェームズ・フォーリー

 

詐欺師を主役としたクライムサスペンス。

キャストにダスティン・ホフマンアンディ・ガルシアといった名優が名を連ねています。

 

ただ、あまり華やかな作品ではありません。

ちょっと地味なオーシャンズ11といったところでしょうか。

 

第15位

シックスセンス

公開:1999年 監督:M・ナイト・シャマラン

 

この手のジャンルで必ず名前の挙がる映画でシャマラン監督の代表作。

 

主演のブルース・ウィリスによる

「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」

というメッセージから始まることで話題に。

 

幽霊の出てくるホラー寄りの作品です。

 

第14位

「スティング」

公開:1973年 監督:ジョージ・ロイ・ヒル

 

後の作品に多くの影響を与えたであろう、1973年の作品。

こちらも詐欺師を描いたストーリーです。

 

冒頭のつかみは素晴らしいのですが、その後の序盤の展開はちょっと退屈に感じました。

ただし、中盤からラストにかけてのたたみかけは圧巻。

 

テーマ曲となった「エンターテイナー」のメロディも軽快で良いです。

 

第13位

閉ざされた森

公開:2003年 監督:ジョン・マクティアナン

 

ジョン・トラボルタサミュエル・L・ジャクソン出演作。

 

訓練中に4人が行方不明となった米軍レンジャー部隊の真相に迫っていく。

人によって証言が食い違ったり、話が二転三転します。また、全体的に画面が暗いので、登場人物の顔が見分けづらいです。

集中していないとよく分からなくなりますが、ちゃんと見ていれば面白いです。

 

第12位

「デジャヴ」

公開:2006年 監督:トニー・スコット

 

デンゼル・ワシントン主演。

フェリー爆発事故を主人公が捜査していく話です。

 

詳しくは言えませんが、タイムリープを扱っており、ストーリーはやや難解です。

 

第11位

「マッチ・スティック・メン」

公開:2003年 監督:リドリー・スコット

 

「エイリアン」のリドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ主演作。

 

これもまた詐欺師の話。

ストーリーはわりと分かりやすく、そこまで集中力がない人でも大丈夫です。

 

第10位

アイデンティティ

公開:2003年 監督:ジェームズ・マンゴールド

 

大雨のために孤立してしまったモーテルで殺人が起こる、という密室劇。

ストーリーがよくできているだけでなく、上映時間が90分と短いのも見やすくて良いです。

 

第9位

「ピエロがお前を嘲笑う」

公開:2014年 監督:バラン・ボー・オダー

 

ハッカーを描いたドイツの作品。

 

ネットの中で行われていることを、地下鉄に見立てて可視化して表現しているのが面白です。

 

有名俳優が出ているわけではないので多少取っつきにくく感じるかもしれませんが、とてもよくできた作品です。

 

ハリウッドリメイクされるという話でしたが、結局どうなったのでしょうか。

 

第8位

「グランドイリュージョン」

公開:2013年 監督:ルイ・リテリエ エド・ソロモン

 

ジェシー・アイゼンバーグウディ・ハレルソンという「ゾンビランド」の2人に、マーク・ラファロモーガン・フリーマンら大物俳優も出演する作品。

 

マジシャン達を主人公としたストーリー。

テンポもよく演出も華やかなので、マジックのパフォーマンスを見るような感覚で楽しめます。

 

 

第7位

シャッターアイランド

公開:2010年 監督:マーティン・スコセッシ

 

マーティン・スコセッシレオナルド・ディカプリオが4度目のタッグを組んだ作品。

 

不気味な島に呼ばれた連邦保安官が、その島で起きた失踪事件を捜査するというストーリーです。

 

公開同時「あなたも一緒にこの謎を解いてください」という脱出ゲームのような宣伝が打たれました。

随所に伏線があり、もしかしたら2回目の鑑賞の方が面白いかもしれません。

 

第6位

メメント

公開:2000年 監督:クリストファー・ノーラン

 

障害により10分しか記憶が持たない男が主人公です。

 

この映画は2つの映像が交互に流れます。

 

1つは、主人公の記憶に合わせて、10分ずつ遡っていく映像。

(例えば、12:00〜12:10の映像の後、11:50〜12:00の映像を流すということ)

もう1つは、時系列通りですが細かく区切った映像。

この2つが交互に流され、最後にある1点の時刻に終着します。

 

今回紹介する作品の中でも圧倒的に難解な作品です。

他のことをせずに常に集中して見続けないと絶対に理解できません。

ただしその分、見応えは十分です。

 

第5位

ファイトクラブ

公開:1999年 監督:デヴィッド・フィンチャー

 

「セブン」と並ぶフィンチャー監督の代表作。

 

どんでん返し云々よりも、ブラッド・ピットの格好よさとエドワード・ノートンの演技力に圧倒されます。

 

細かいことは言わないので、とりあえず観てください。

 

第4位

エスター」

公開:2009年 監督:ジャウム:コレット=セラ

 

サスペンス、もしくはホラー映画に分類される作品。

 

ある家族がエスターという少女を養子に迎えるが、その少女がどこか様子がおかしくて…というストーリー。

 

終始緊迫感があり、鑑賞にはわりと体力を使います。

 

第3位

ユージュアル・サスペクツ

公開:1995年 監督:ブライアン・シンガー

 

「どんでん返し映画」の代表格です。

 

ある密輸船爆破事件の生き残りである男性が取り調べを受ける形で、回想シーンを中心に物語が展開していきます。

 

この作品でも、ケヴィン・スペイシーの演技が光ります。

 

第2位

「真実の行方」

公開:1996年 監督:グレゴリー・ボブリット

 

殺人の容疑をかけられた青年の弁護を担当する弁護士を主役としたストーリー。

 

容疑者の青年を演じたエドワード・ノートンの演技がとにかく素晴らしい。

完全に主役を食ってしまう勢いで演じています。

しかし、そこで食われないのが主演であるリチャード・ギアの存在感です。

 

第1位

オーシャンズ11

公開:2001年 監督:スティーブン・ソダーバーグ

 

この作品をランキングに持ってきちゃだめかなとも思ったのですが。

 

出演にジョージ・クルーニーブラッド・ピットジュリア・ロバーツマット・デイモンアンディ・ガルシア

ハリウッド中でも類を見ない豪華な作品。

 

このジャンルには定番とも言える、詐欺師を主役とした話です。

 

あまりにも豪華過ぎて、どんでん返しがどうこうという次元を超えてしまっている気もするのですが、絶対に観て損はない作品です。

 

 

以上です!

読んでいただきありがとうございました!

観たことがない人にスター・ウォーズを紹介する おすすめの鑑賞順など

こんにちは!

 

今回はあのスター・ウォーズです。

 

昨年(2019年)に9作目となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開され、シリーズは一旦完結となりました。

 

でも、まだ観たことがないという人にとっては、

いっぱいありすぎてどこから観たらいいか分かんねー

という状況なんじゃないでしょうか?

 

この記事では

スターウォーズシリーズをこれから観る

という人に向けて

  • どんな作品なのか
  • どの順番で観れば良いのか
  • 途中から観ても大丈夫なのか

など、を書いていきたいと思います。

 

 

 

1.スター・ウォーズってどんな映画か?

まずは、ここから。

 

観たこともがない人でも、なんとなく宇宙を舞台にした映画ということはご存知かと思います。

 

世界設定

舞台は、「遠い昔の銀河系の彼方」とされています。

え、未来じゃないの?って思ったことでしょうが、はっきり言って未来か過去かは大した問題じゃありません。

 

というのも、現実世界とのつながりはないからです。

スタートレック」のように地球は出てきません。

完全に架空の世界だと考えてもらって大丈夫です。

 

例えるなら「指輪物語」の世界である“中つ国”の宇宙バージョンと言ったところです。

分かりにくいか。

 

どう見ても地球人だろ、っていうようなキャラクターも多数いれば、わけの分からない造形のエイリアンも多数登場します。

 

どんな話か

スターウォーズというくらいなので、宇宙を舞台にした戦争映画なのですが、

「戦争に良いも悪いもない」というよりは、いいやつと悪いやつが割と明確に描かれています。

 

銀河帝国」という巨大独裁国家があり、これが敵。

その帝国に立ち向かっていく反乱軍達が主人公サイド。

ほとんどの登場人物がこのどっちかに属しているので、割と分かりやすいです。

 

と言っても、世界設定はとてつもなく綿密に作り込まれているので、決して短調でつまらないということはありません。

逆に、善と悪くらいはシンプルじゃないと訳が分からなくなってしまうくらいです。

 

映画のジャンル

典型的なSFアクション映画で、そのアクションは2種類。

 

1つが宇宙船同士の戦い。

もう1つがライトセーバーという剣を使ったいわゆる殺陣。

作品によって多少割合が違いますが、どの作品もこの両方のアクションが繰り広げられます。

 

 

2.全作品を紹介

作品の一覧

現在公開されているスターウォーズの映画を公開順に並べたのがこちらです。

(実写映画限定)

1977年「エピソード4/新たなる希望」

1980年「エピソード5/帝国の逆襲」

1983年「エピソード6/ジェダイの帰還」

1999年「エピソード1/ファントム・メナス

2002年「エピソード2/クローンの攻撃

2005年「エピソード3/シスの復讐

2015年「エピソード7/フォースの覚醒」

2016年「ローグ・ワン」

2017年「エピソード8/最後のジェダイ

2018年「ハン・ソロ

2019年「エピソード9/スカイウォーカーの夜明け」

当然疑問に思うのが、「順番がおかしくない?」ということですね。

 

これは、最初に公開された3作で一度完結した後に、その前日譚が作られたからです。

もちろん1作目公開時にはエピソード4などとは呼ばれず、エピソード1の公開により後から副題として付けられました。

 

「ローグ・ワン」と「ハン・ソロ」はスピンオフで、観なくても話はつながります。

 

で、これをストーリー上の時系列で並べ直すとこうなります。

1「エピソード1/ファントム・メナス

2「エピソード2/クローンの攻撃

3「エピソード3/シスの復讐

4「ハン・ソロ

5「ローグ・ワン」

6「エピソード4/新たなる希望」

7「エピソード5/帝国の逆襲」

8「エピソード6/ジェダイの帰還」

9「エピソード7/フォースの覚醒」

10「エピソード8/最後のジェダイ

11「エピソード9/スカイウォーカーの夜明け」

じゃあ、どの順番で観たらいいの?というのは後ほど。

 

また、作品には大きな分類があります。

 

一般的に

  • エピソード4・5・6が旧三部作
  • エピソード1・2・3が新三部作
  • エピソード7・8・9が続三部作

と呼ばれています。

 

では、それぞれのストーリーと特徴を簡単に解説します。

 

旧三部作

最初に公開されたスターウォーズから続くシリーズ。

銀河帝国と反乱軍の戦い、主人公ルークと宿敵ダース・ベイダーの戦いを主軸としています。

 

1977年公開の映画なので、今観るとなると、どうしても映像は古いです。

それよりは、ストーリーや世界設定、エイリアン・ロボット・宇宙船の造形、個性的なキャラクター等を楽しむ作品だと思います。

中でも、宿敵であるダース・ベイダーアメリカのウィークリー誌による「史上最高の悪役」で1位に選ばれる程の人気です。

味方のキャラクターでは、ハン・ソロが主人公以上に魅力的で、演じたハリソン・フォードは一躍スターとなりました。

 

新三部作

個人的には一番好きなシリーズです。

 

後のダース・ベイダーであるアナキン・スカイウォーカーが主役。

アナキンが悪に染まりダース・ベイダーとなるまで、そして銀河帝国が誕生するまでを描いた物語。

はっきり言うと、平和が崩れどんどん悪い方へ向かっていく話です。登場人物も次々に死にます。特にエピソード3はかなり暗いです。

 

エピソード6から16年後に公開されただけあり、映像はかなり進化しています。

また、ライトセーバーによる剣術アクションが多く、よりアクロバットで派手になりとても面白いです。特に、エピソード1のラストは圧巻。

 

また、物語のテンポが非常に速いのも特徴。ダイジェストかというくらい、一切の無駄がなく進んでいくので飽きる暇がありません。

 

続三部作

旧三部の続きとなる物語。

主人公はジャンク漁りで生活している女性レイ

あるきっかけにより、レイは銀河帝国の残党とその対抗組織との戦いに巻き込まれていく。

 

エピソード3から10年後の公開となったわけですが、この間に制作会社のルーカス・フイルムディズニーに買収されるという大きな出来事がありました。

その影響なのか、かなりポリコレを意識した作品に感じます。

全体的な雰囲気も、今までより闇が抑えられ、ファンタジー色が強くなりました。

 

映像はもちろんすごいですが、旧三部→新三部作ほどの衝撃はありません。

また、ライトセーバーによるアクションも新三部作よりは抑えめです。

 

 

3.どの順番で観たらよいのか?

おすすめは公開順

公開順がよいのか、時系列の方がよいのかと意見が分かれますが、私のおすすめは

断然、公開順です。

 

当然ながら新しい作品というのは、それ以前の作品を踏まえて作られます。

もし、新三部作→旧三部作の順で観ると

  • 世界設定の説明がないので話についていけない
  • 新三部作には、旧三部を観ていないと感動できないシーンがある
  • 旧三部作には、新三部作を観てしまっていると感動できないシーンがある
  • 旧三部を観る時に映像が非常に古く感じる

といった問題が生じます。

 

 

それでも新三部作から観て大丈夫か?

今話した通り、できれば公開順に観てほしいと思います。

ですが、旧三部作はそれなりに古い映画なので、正直好みに合わないという人もいるでしょう。

 

もし、エピソード1から観たい場合は、観る前にある程度の世界設定を理解しておく必要があります。

 

 

最低でも知っておいた方がいい知識をざっくり説明します。

 

ジェダイ…銀河共和国の平和のために活動する戦士の集まり。基本的にみんないい人。

・フォースジェダイが使う見えないエネルギー。物体を遠隔で動かしたり、身体能力を強化したり、予知能力を使えたりする。

ドラゴンボールの“気”に近い)

・シスジェダイの悪人バージョン。悪役。

・ドロイド人工知能を備えたロボット。戦闘用、ナビ、メカニックなどの種類がある。なお、スターウォーズの登場人物達はドロイドのピコピコという言葉が理解できている様子。

 

この辺りを押さえておけば、そこまで問題なく観られると思います。

 

 

続三部作から観ても大丈夫か?

これはおすすめしません。

 

続三部作では旧三部の登場人物達が引き続き中心人物として登場する上、キャストも続投しています。

これは、ファンのための“同窓会映画”という側面もあるのでしょう。

彼らの過去を知らないとストーリーの半分以上は楽しめません。

 

どうしても続三部作から観たいのであれば、ネタバレサイトなどで旧三部作のあらすじをしっかり確認した方がいいかもしれません。

 

スピンオフ作品を観るタイミングは?

「ローグ・ワン」と「ハン・ソロ」はそれぞれ単体できれいにまとまっているので、いつ観てもそれほど問題ありません。

 

ただ、

「ローグ・ワン」は新三部作観賞後

ハン・ソロ」は旧三部観賞後

に観た方が、より楽しめるとは思います。

 

 

以上です。

これからスターウォーズシリーズを観始める方の参考になればと思います。

 

では、また!

 

ディズニーの隠れた名作を紹介する

こんにちは!

 

今回は数あるディズニー作品の中から

面白いけど有名じゃない

隠れた名作を紹介しようと思います。

 

その作品は

 

プリンセスと魔法のキスです!

 

知らない方が多いのではないでしょうか?

では、どんな作品なのか解説していきます。

 

 

1.あらすじ

 

ニューオリンズに住む少女ティアナは、自分の店を持つことを夢みてレストランで働いていた。

ある日、友人であるシャーロットの父が開くパーティーに呼ばれたティアナは、そこで言葉を話すカエルに出会う。

そのカエルは、自分の本当の姿は人間の王子ナヴィーンだと言い、魔術でカエルにされたがプリンセスとキスをすることで元の姿に戻れるのだと話す。ナヴィーンにせがまれたティアナがキスをすると…

 

 

ここで有名なお話であれば、王子の魔法がとけてカエルに戻るのですが、

 

この作品では

ティアナもカエルになってしまいます。

 

つまり、

カエルの姿になったナヴィーンとティアナが人間に戻る方法を探していくという物語です。

 

 

2.初の黒人プリンセス

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舞台がニューオリンズということもあり、ティアナはディズニー初の黒人のプリンセスです。

人種差別に当たらないようにと、ティアナの名前から職業、性格、映画のタイトルなど、制作にあたってかなり配慮したといいます。

 

声優を務めたアニカ・ノニ・ローズは、ミュージカル映画ドリームガールズにも出演した女優です。

 

黒人プリンセスの誕生は賞賛されましたが、一方で実際あるはずであった人種差別が描かれていないといった批判もあったそうです。

(1946年のディズニー映画「南部の唄」にも同様の批判があり、現在もソフト化や再公開がされていません)

 

 

3.最後の2D作品

 

この作品が公開されたのは2009年。 

ピクサーがヒット作を連発していた時代です。

 

ディズニーもそれにならってか「チキンリトル」「ボルト」などの3D作品を制作していましたが、残念ながらヒット作に恵まれず、いわゆる低迷期と言われていました。

 

そんな中で、原点回帰として2Dで作られたのが本作です。

ちなみに、2D作品は2004年の「ホームオンザレンジ」以来です。

え、そんな作品知らない?それも隠れた名作かって?違います、隠れた作品です。

 

しかしながら、この作品はディズニーが見込んでいたほどの興行収入を得ることができませんでした。

2Dであったことが原因なのかは分かりませんが、ディズニーは本作を最後に2D作品から撤退し3Dに切り替えていきます。

2020年現在、本作がディズニー最後の長編2D作品です。

(厳密には2011年の「くまのプーさん」がありますが新作とも長編ともはっきり言いがたいので、ここでは除外させていただきます)

 

4.監督はあの2人

 

プリンセスと魔法のキス」で監督を務めたのは、久しぶりにディズニーに呼び戻された

ジョン・マスカーロン・クレメンツです。

 

誰か分からないって?

この2人は「リトルマーメイド」「アラジン」「ヘラクレス」の監督です。

あと、「トレジャープラネット」

 

この起用からも、ディズニーが第二次黄金期のような作品を目指していたことがうかがえるでしょう。

実際、アラジンやリトルマーメイドを思わせるようなミュージカル映画となっています。

 

5.音楽は?

 

第二次黄金期を意識したミュージカル映画となると、期待されるのは音楽です。

 

ファンの方は

「やっぱりアラン・メンケン?」

と思うでしょうが、違います。

 

音楽を担当するのはランディ・ニューマン氏です。

 

こちらも知らない方が多いかもしれないので説明すると、

トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」の音楽を作った人です。

おれ〜がついてるぜ〜♪ が有名ですね。

 

すごい人です。

それまでピクサーで活躍していた人を起用したというのは、やはりジョン・ラセターによるものなのでしょうか。

 

で、本作の音楽ですが舞台がニューオリンズということもあり、ジャズ調の曲が多いです。

 

残念ながら「ホールニューワールド」や「きみはともだち」ほどの名曲はありませんが、少なくとも楽しく聴ける曲ばかりです。

 

 

5.キャラクターの魅力

 

本作のメインのキャラクターは、

 

  • カエルになった少女ティアナ。気が強くしっかりしている。
  • カエルになった王子ナヴィーン。わりとダメ人間でティアナと衝突する。
  • カエルになった2人と出会う、人間とジャズで共演することを夢見るワニのルイス。本作のコメディリリーフ
  • 2人が人間に戻るのを手助けするホタルのレイ。機転もきく有能キャラで、見た目はイマイチと思ったら途中からかっこよく見えてくる。
  • ナヴィーンをカエルにした魔術師のドクター・ファシリエ。本作のヴィラン

 

の5人です。

 

それぞれキャラが立っていますが、なかでもドクター・ファシリエがいいです。

魔術師で、見た目からしてもいかにも悪いやつ。

強い力を持つ者を利用する狡猾な人物で、「アラジン」のジャファーに近いヴィランだと感じます。

吹替の声もいいです。

 

メインから一歩外れたキャラクターでは、ティアナの親友のシャーロットもポイント。

一般的に、親が金持ちのキャラクターは嫌なやつだと相場は決まっているのですが、彼女はとてもいいやつです。(ちょっとズレてるところはありますが)

基本的にイライラするようなキャラクターは出てこないので安心です。

 

6.おわりに

 

いかがだったでしょうか?

 

あくまで「隠れた名作」なので、「リトルマーメイド」「美女と野獣」「アラジン」といった隠れてない名作中の名作には正直言っておよびません。

 

ですが、第二次黄金期の作品が好きな方であれば、きっとある程度楽しめると思いますので、ハードルを上げすぎずに観ていただければと思います。

 

ではまた。

スタジオジブリ作品を紹介する

こんにちは!

 

今回はスタジオジブリ作品を公開順に紹介します!

 

 

1.ルパン三世 カリオストロの城

1979年公開 宮﨑駿 監督

 

ジブリではありませんが、大事な作品なのでとりあげます。

 

まだスタジオジブリができる前、宮﨑駿の初監督作品。

 

題材こそルパン三世を扱っているけど、内容は後のジブリ作品の雰囲気そのもの

原作のような残虐な描写はなく、ルパンも義賊として描かれている。モンキーパンチ氏も『これは僕のルパンじゃない。僕には描けない、優しさに包まれた、宮崎くんの作品としてとてもいい作品だ』と肯定的に話したそう。

 

広く誰もが楽しめる作品で、逆に言えばルパン三世のファンには不向きかも。

 

 

2.風の谷のナウシカ

1984年公開 宮﨑駿 監督

 

これも厳密にはジブリの作品ではなく、前身のトップクラフトという会社の制作。

 

戦争によってボロボロになった未来の地球が舞台。

シリアスなストーリーで、面白いけどやや暗め。

 

原作は宮﨑駿がアニメージュで連載していた同名漫画。全9巻なのだけど映画化の時点ではまだ3巻の途中くらいで、映画になったのは2巻の途中まで。

つまり、全体のほんの最初のところだけしかやってないということ。なんか終わった感じがしないのはそういう訳です。(とはいえ、映画化にあたってラストなど多少変更はしている)

漫画の方は全巻セットが3,500円くらいで買えるので、世界設定の背景が気になる方は是非。

 

また、忘れてはいけないのが音楽で、それまで決して有名ではなかった久石譲がこの作品をきっかけに注目されることとなる。

ラン ランララ ラララ〜♪ という有名なメロディは当時4歳だった久石譲の娘さんが歌っているそう。

ちなみに、テーマソングである「風の谷のナウシカ」は別の方の作曲です。

 

3.天空の城ラピュタ

1986年公開 宮﨑駿 監督

 

スタジオジブリ設立後、初めての作品。

 

やたらと金曜ロードショーでやっているので見たことがない人の方が少ない。

ただし、それだけ放送されることも納得の面白さで個人的にはジブリ最高傑作だと思う。

というか世界のアニメ作品の中でも1・2を争うと言ってもいい。

(ディズニーの記事では「アラジン」が世界最高傑作と言いましたが…)

 

宮﨑駿の個性的な絵により、ナウシカ以上に夢のある幻想的な雰囲気に仕上がっている。中でも飛行機とロボットのデザインは秀逸

それでいて、少年を主人公とした冒険や悪役との戦いという王道のストーリーなので、まさに「わくわくする」という言葉がぴったりの作品。

また、全般的シリアスだったナウシカと違い、所々に笑いもあり観やすくなっている。

 

久石譲の才能も冴え渡っていて、「君をのせて」はあまりにも有名だが、個人的にはラピュタに突入するシーンと上陸後に流れる曲が特に素晴らしい。

 

4.となりのトトロ

1988年公開 宮﨑駿 監督

 

あのトトロです。

ジブリには珍しいマスコット的なキャラクター。

これの作品以降、ジブリを象徴するキャラクターとなり、映画の冒頭でトトロの絵が出るようになる。

f:id:lewturoh:20200318084247j:imageこんなやつね。

 

一見子ども向けだけど実際はそうでもなく、4歳のメイ、12歳のサツキ、30代のお父さんのそれぞれの視点で観ることができるので幅広い世代で楽しめる作品。

 

音楽もよく、「さんぽ」は保育園とかで子どもが歌う歌の定番となっている。

私はネコバスの曲が好き。ベースがかっこいい。

 

5.火垂るの墓

1988年公開 高畑勲 監督

 

となりのトトロ」と同時上映された高畑監督の作品。

 

同名の小説を原作としている。

戦時中、必死に生きようとした兄・清太と妹・節子の話。

冒頭、清太の「僕は死んだ」というナレーションから始まる回想であるため、いずれ2人が死を迎えることが最初から分かっている。

 

出来が良いだけに、観るがとても辛い。

また、その辛さは戦争だけではない。2人は一時叔母さんの家に身を寄せるのだが、この叔母さんが2人にいじわるく当たるのである。(その理由も、もとを正せば戦争にあるのだが)

 

良い作品だけど、繰り返し観たいかと言われると、うーん…。

 

6.魔女の宅急便

1989年公開 宮﨑駿 監督

 

角野栄子の同名児童文学が原作。

 

魔女が主人公ということだけど、そこまで魔法やファンタジーを前面に出してはいない。

というのも、舞台となるのはスウェーデンゴットランド島のような現実的な街で、主人公キキも魔法は箒で空を飛ぶくらいで他は普通の女の子として描かれている。

魔法よりもキキの成長がメイン。

 

ちなみに「宅急便」がクロネコヤマト登録商標だったため、ヤマト運輸がスポンサーとなりコラボCMも作られている。

(原作出版時点では登録商標が…という話にならなかったらしい)

f:id:lewturoh:20200323082821j:image

また、この作品は過去作と比べ大ヒットとなる。

ナウシカラピュタ、トトロといった人気作が実は興行的には失敗していたという中で、今作は配給収入21.5億円(なので興行的収入はおそらく30億円強)を記録し、当時のアニメ映画でトップに。ジブリブランドを世間に知らしめる作品となった。

 

ところで、「魔女の宅急便」の実写映画もあるけど、あれはあくまで原作小説の映画化なのでジブリとは関係ありません。

 

7.おもひでぽろぽろ

1991年公開 高畑勲 監督

 

主人公は27歳のOLタエ子。彼女が回想する子ども時代の場面と現代の場面が交互に進んでいく。(ストーリーの軸は現代)

 

子ども時代は人物の線が少なく、背景は淡い色でぼやけて描かれているのに対して、現代では緻密に描かれた背景に、人物には顔のシワまで描き込まれている等、対照的に表現されている。

また、現代のシーンでは、先に演者の声を録音し、後からアニメーションを作る“プレレコ”という手法が使われている。

(以降の高畑監督作でもプレレコは用いられている)

 

登場人物達のちょっとした心情や胸のつまるような感情が絶妙に表わされているが、不思議なことが起こったりしない現実的なストーリーなので退屈に感じる人も多いかとは思う。

少なくとも子ども向きではなく、タエ子と同じ27歳かそれ以上の人がターゲットになるだろう。

 

原作は同名の漫画で、各15ページ程の1話完結。子どものタエ子が主役で、アニメよりコミカルな印象。

 

8.紅の豚

1992年公開 宮﨑駿 監督

 

飛行機大好き宮﨑駿の趣味全開の作品。

 

今作に関しては完全に大人向け。

まず、主人公がおじさん。

次に、主人公が豚。

主人公が豚という以外は特にファンタジー要素もなく、なんなら豚である理由も不明で当然のように豚。

 

でもかっこいい。

 

キャッチコピーにも

「カッコイイとは、こういうことさ。」

とあるように、主人公が豚なのにめっちゃかっこいい。

 

ストーリーを説明すると、豚のポルコは元人間で空軍のエースだったが、現在は空賊相手に賞金稼ぎをして暮らしている。

空賊の用心棒でライバルのカーチスや、飛行機の技師をしている少女フィオとの微妙な関係を描いていく。

 

それなりに笑いの要素もあるが、それも大人向け。(下ネタじゃないよ)

高校生くらいから楽しめるような作品。

 

ちなみに、一時期ジブリは本作をコンセプトにしたファッションブランドを展開していたことがある。

 

9.平成たぬき合戦ぽんぽこ

1994年公開 高畑勲 監督

 

高畑監督作には珍しい、原作のないオリジナルストーリー。

 

変化(へんげ)の術を使うタヌキ達を主人公とした物語。

 

一見、ファンタジー色の強い楽しい作品と思えるが、都市開発による森林伐採で棲家を追われたタヌキ達が必死に生きようとする様を描いたメッセージ性の強い作品。

前半は明るいものの、後半では人間によりタヌキが命を落とす悲しいシーンが多くなる。

自分が住んでいる街もこうしてできたのか、と考えると辛くなる物語。

 

でも、テンポが良く飽きずに観られる。

個人的には高畑監督作品で1番好き。

 

10.耳をすませば

1995年公開 近藤喜文 監督

 

少女漫画を原作とした作品。

ジブリには珍しく、思いっきり恋愛を前面に出した物語。

 

主人公の月島雫はいいとして、相手の天沢聖司氏が人として特殊過ぎる。ヴァイオリンが得意で、ヴァイオリン職人になるため翌年からイタリアに行くつもりでいる。

※彼は中三です。

そして、雫の趣味や行動範囲、今取り組んでいることを調べあげ、ヴァイオリン演奏のサプライズをしたり家に現れたりする。

普通の人間がやったらストーカーで通報もの。

でも彼はイケメンだから大丈夫なのだ。

 

声は当時全く有名ではなかった高橋一生が演じています。

 

女性の方は月島雫に感情移入して楽しむことができると思うが、男性が天沢聖司に感情移入することは不可能である。

なんなら男も雫サイドで観た方がいい。

 

ちなみに映画化にいたった経緯だが、いつのことか宮﨑駿が義理の父のアトリエで押井守庵野秀明らとアニメ談議をしていた際、そこにあった宮﨑駿の姪が読んでいた雑誌に「耳をすませば」が掲載されていたのがきっかけだったらしい。

 

監督は、これまでのジブリ作品で作画を務めてきた近藤喜文

宮﨑駿の後継者になり得た人物だったが、残念なことに今作公開の数年後に病死してしまい、唯一の監督作となった。

 

11.もののけ姫

1997年公開 宮﨑駿 監督

 

室町時代の日本が舞台。

主人公はアイヌ民族の青年アシタカ。村を襲おうとした化け物を退治した際に呪いをかけられ、そのため村を追われている。

ストーリーを大まかに言うと「自然(妖怪や神)対 人間」で、アシタカはその中に巻き込まれていく。

ヒロインは犬神に育てられた人間のサンで、自然を破壊する人間を憎んでいる。彼女とアシタカが出会うことで物語が動いていく。

 

普通に考えると妖怪達の圧勝じゃね?と思うが、ここに出てくる人間はどいつもこいつもやたらと強い。そのため、ほぼ互角の争いとなっている。

 

ナウシカ」のようなシリアスなストーリーで、より重厚な雰囲気。鑑賞にはやや体力が必要だが、それだけ満足感のある作品。

人間にしても自然にしても、とにかく「命」という概念を力強く感じる。

全体を通してエネルギーがすごいのだが、私の表現力ではそのすごさを伝えきれない。

 

登場キャラクター達は善とも悪ともはっきり言い難く、それぞれの立場で行動しているのが印象的。

 

また、首が飛んだりとややグロテスクな表現が多いのも特徴。

 

映像に関しては初めてCGが使われ、また、セル画を使った最後の作品となった。

ちなみに冒頭に出てくるタタリ神は手描きで、数分のシーンにも関わらず1年7ヶ月かけて制作されている。

 

12.ホーホケキョとなりの山田くん

1999年公開 高畑勲 監督

 

現在は「ののちゃん」として朝日新聞で連載している4コマ漫画、「となりのやまだ君」を映画化。

 

元が4コマ漫画ということもあり、短いエピソードが淡々と続く。

(「サザエさん」のエンディングみたいな感じ。)

のんびり観るにはいいかもしれないが、正直言って映画という感じはしない。

 

鉛筆で描いたラフ画のような映像も特徴。

この表現が大変だったようで、作画数は「もののけ姫」を超える17万枚。

(これは、のちに高畑監督が自ら記録を更新するまでジブリ1位)

ただ、何も知らない観客にとってみれば、とてもそんなに労力のかかった絵に見えないところが残念。

 

13.千と千尋の神隠し

2001年公開 宮﨑駿 監督

 

国内興行収入300億円超えという爆発的なヒット作。

これは2020年現在、アニメだけでなく全映画で歴代1位。

 

さらに、アカデミー賞でディズニーをおさえて長編アニメ映画賞を受賞。

なんとも華々しい作品。

 

10歳の女の子千尋は引越しの途中、両親と共に異世界へ迷いこんでしまう。色々あって豚にされてしまった両親を元に戻すため、魔女が営んでいる銭湯で働くこととなる。

異世界・魔女・龍といった王道ファンタジーを和風(ちょっと中華風)でやった物語。

 

ストーリー、キャラクター、音楽、映像どれもよく、大ヒットも納得の作品。

ただし、両親が豚になるまでの経緯がドン引き。

 

14.猫の恩返し

2002年公開 森田宏幸 監督

 

耳をすませば」で月島雫が書いた物語(という設定)

車にひかれそうになっていた猫を助けたら、猫達からとっても迷惑な恩返しをされて…という話。

耳をすませば」のバロンが本格的に登場する。

 

全体的に穏やかな作品で、そんなに面白くもないが悪くもない。

 

エンディングでつじあやのが歌う「風になる」は最高。

 

15.ハウルの動く城

2004年公開 宮﨑駿 監督

 

イギリスの小説、「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作とした物語。

 

あるきっかけで邪悪な魔女により老婆に変えられてしまった少女ソフィーが、魔法使い達のいざこざに巻き込まれてゆく話。

はっきり言ってストーリーは分かりにくい。

ソフィーを老婆に変えた魔女が悪役で、こいつをやっつける話なのかと思えばそうではなく、途中何度か「あれ?どこに向かってるんだっけ?」となる。

実際、当時子どもだった私には理解できなかし、大人になった今でもよく分からなかったりする。

 

それなのに、すごく面白い。

 

でも、何が面白いかと言われると説明が難しく、「なんとなく雰囲気がいい」としか言えなかったりする。

 

ただ、1つ説明できることは

ハウルがめちゃくちゃかっこいいということ。

まず見た目が整っていて、魔法使いとしての力も強く、頭もわりときれる。そして、所々で弱さが見えるというバランスの良さ。

 

そして声。

演じているのはあの木村拓哉

キャストが発表された時に多くの人が

「え?キムタク?」と思ったことだろう。私もそうだった。が、蓋を開けてみたら完璧なキャスティングだった。

お前、顔出さなくてもイケメンなのかよ。

もうハウルの声はキムタクしか考えられない。

 

絵も良くて、タイトルにもある城のデザインは特に素晴らしい。

そして音楽。オープニングの「人生のメリーゴーランド」のメロディは違う編曲で繰り返し劇中で流れている。とてもきれいで耳に残りやすいので、ハウル=この曲という印象が強い。

また、久石譲の作曲ではないがソフィーを演じた倍賞千恵子の歌う主題歌もいい。

 

16.ゲド戦記

2006年公開 宮﨑吾朗 監督

 

宮﨑駿の息子、宮崎吾朗の初監督作品

 

同名の原作小説は「指輪物語」や「ナルニア物語」と肩を並べる程の超有名作。

 

しかし、

残念ながらジブリ史上最も酷評された作品。

 

まずストーリーだが、完全に観客を置いてけぼりにしている。

そもそも原作全5巻のうち、第3巻だけを映画化しているというのに無理がある。

もちろん、そこに至るまでのストーリーがしっかり説明されていたり、あるいは説明がなくても問題なく観られるならいいんだけど、そうではない。

 

そして、登場人物達の言動の動機が分からない。確かに日本の映画は、全てを説明しないで察してもらうみたいなのが多い。

が、察せない。描写が足りない。「え、今なんで泣いたの?」みたいになる。

何も初期のジョジョみたいに思ってることを全部言葉にしろとは言わないが、もう少し分かるように工夫してほしかった。

「あー、今ここ制作サイドの人達の中では盛り上がってるんだろなー」とか思いながら観るハメになる。

 

あと問題は声優。

ヒロイン役に新人の歌手を起用しているので棒読みがひどい。あの「テルーの唄」を劇中で歌わせたかったんだろうけど、だったら歌のとこだけにしてほしかった。

 

初監督作で父親と比較するのは酷だと思うけど、周りの人達ももう少しなんとかできなかったのかと思う。

 

17.崖の上のポニョ

2008年公開 宮﨑駿 監督

 

海の母親と魔法使いの父親の間に生まれた魚のポニョが人間の男の子に出会いポニョは人間の姿になり嵐を呼び…

と訳の分からんストーリー。

 

ただ、細かいことを考えて楽しむタイプの映画ではない。

 

彩色はコンピューターで行われているものの、他の作画は全て手描きで行われている。

色鉛筆で描かれた絵本のような背景が特徴。

 

まあ、でもあんまり面白くないかな。

 

18.借りぐらしのアリエッティ

2010年公開 米林宏昌 監督

 

イギリスの小説「床下の小人たち」を原作とした作品。

人間の家の床下で、人間の物を借りてを暮らす小人達の話。

舞台はイギリスから日本に変更されている。でも主人公の名前はアリエッティ

 

主人公達が人間から借りて使っている小物や、人間が暮らしている家の作りなどがかなり凝っていて面白い。

 

ストーリーもそこそこ面白いんだけど、人間の目を忍んで生きていくのが前提なので、どうしても窮屈な印象で爽快感はない。仕方ないけど。

 

19.コクリコ坂から

2010年公開 宮﨑吾朗 監督

 

同名の少女漫画が原作。

耳をすませば」で話した宮﨑駿達のアニメ談議の際、実はこの作品も話題にあがっていたそう。

 

ジブリの雰囲気で少女漫画をそのままやってのけた「耳をすませば」と違い、こちらは恋愛が抑えめ。

戦後の学生達の心情をメインにした時代劇に仕上がっている。

 

監督は宮崎吾朗氏。

ゲド戦記」の件があったので本作に期待している人はほとんどいなかっただろう。私もそうだった。

が、この映画は面白い。

 

テンポもよく、心理描写もしっかりされている。

武部聡志という方が担当している音楽もジャズ調の曲が多くおしゃれ。また、「テルーの唄」の手嶌葵が今作も参加していて、その歌もとてもいい。(ちなみに、キャストとしても参加しているが、今度は端役なので問題なし。)

 

そして、生徒会長の水沼というキャラクター(cv風間俊介)がとてもかっこいい。特に終盤のセリフは本当に感動した。

 

20.風立ちぬ

2013年公開 宮﨑駿 監督

 

紅の豚」以上に宮﨑駿の趣味に寄せた作品で、初の実在の人物を描いた作品。

零戦の設計者である堀越二郎が主人公。

 

まあ、なんと言うか…

面白くはない。

現実の話なので仕方ないが、特に幻想的なことも起こったりしない。

 

ただ、そもそもの理由は別にある。

主役の堀越二郎を演じるのが、なぜか映画監督の庵野秀明なのだが…

下手にも程がある。

 

まず、棒読みが過ぎる東出昌大よりもひどいトトロの糸井重里の方がずっとうまい。

それに、キャラクターの口とセリフも全然合ってない。声を発していないのに口だけ動いている場面があるのだ。これが主役なのでたまったもんじゃない。

 

ただ、彼の棒読みに隠れてはいるが、他のキャストもかなりひどい。

もう全っ然、物語に集中できない。

もしかしたら良いシーンもあったのかもしれないが、全く入ってこない。

 

ただ、さすが宮﨑駿。映像はよくできている。

特に、地震が起きるシーンは圧巻。

 

21.かぐや姫の物語

2013年公開 高畑勲 監督

 

竹取物語」を大真面目にやってのけた作品。

 

最大の特徴は作画。

昔の絵巻物を思わせる水彩画風の絵で、筆で描いたようなタッチまで含めて実際に動いているような映像でとても美しい。

 

その作画総数は50万枚。

ピンとこないかもしれないので、参考までに大体同じ長さの「もののけ姫」が14万枚。(作画方法が違うので一概には比較できないが)

単純計算で上映時間の137分で割ってみても、1秒に60枚以上ということになる。

 

その結果、

製作費は50億円というとんでもない額に。

(これも参考までに「もののけ姫」は21億円)

 

しかし、内容が真面目過ぎたためか興行収入は24億と、決して低くないが製作費を考えると苦しい数字になってしまった。

 

また、久石譲が初めて音楽を担当した高畑監督作。監督から細かい指示があったらしい。

 

キャラクターは、唯一マスコットっぽい女童がかわいい。

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公開の4年後に高畑監督が亡くなったため、本作が高畑監督の遺作となった。

 

22.思い出のマーニー

2014年公開 米林宏昌 監督

 

これもイギリスの児童文学が原作。

 

夏休みの間、療養のため田舎の親戚の家で過ごすことになった主人公の杏奈。

近所で見つけた誰も住んでいないはずの屋敷で、杏奈は金髪の少女に出会う。

 

原作は児童文学で、この映画も子ども向けに作られたらしいが、全然子ども向けではない。

 

ゲド戦記」並とまでは言わないが説明や描写が少なく、子どもはもちろん大人でも分かりにくいストーリー。

 

あと、登場人物に嫌な奴と面倒くさいやつが多い。特に、主人公が自分の不幸っぷりを語り始めた時は少しイライラした。いや、12歳なんてそんなもんだとは思うけど。

 

絵も非常にきれいではあるが、人物の表情が冷たく感じて、死んだ魚のような目をした人が何人かいる。

 

不思議なことがあったり、謎が明かされる要素があったりするが、なんか中途半端。

(劣化版「僕だけがいない街」とか言ったら怒られるかな)

いっそのこと、ミステリーに振り切ってしまえば少なくとも大人は楽しめたんじゃないかと思う。

 

ちなみに、本作と「借りぐらしのアリエッティ」を監督した米林宏昌は、後にジブリを退社しスタジオポノックを設立している。

 

個人的ランキング

 

さいごに、

私の個人的な好みと独断で、作品をランク付けしようと思います。

映画のクオリティは考慮してません。あくまで好きかどうかです。

 

天空の城ラピュタ

ハウルの動く城

コクリコ坂から

カリオストロの城

となりのトトロ

紅の豚

もののけ姫

風の谷のナウシカ

魔女の宅急便

平成たぬき合戦ぽんぽこ

耳をすませば

千と千尋の神隠し

借りぐらしのアリエッティ

おもひでぽろぽろ

猫の恩返し

崖の上のポニョ

かぐや姫の物語

蛍の墓

ホーホケキョとなりの山田くん

思い出のマーニー

ゲド戦記

風立ちぬ

 

こんな感じです。

では、また。

部門別ディズニーアニメ映画ランキング

こんにちは!

以前、ディズニーアニメ映画をほぼ全部紹介する その1 - かもの映画の話

こんな記事を書いたのですが、

「いっぱいあり過ぎるからランキングにしてほしい」

という声があったので、やってみたいと思います。

 

というわけで、ディズニーのアニメ映画作品の中から、いろんな部門ごとにランキングをつけたので発表していきます。

 

 

ストーリー部門

まずはシンプルに。

 

第5位「リトル・マーメイド」

「プリンセスといえば上品でおしとやか」というイメージを破り、天真爛漫なプリンセスを主人公とした作品。また、王子についても、ただかっこいいだけでなく、しっかりエピソードを作っているところが面白いです。

 

第4位「ライオンキング」

主人公が身も心も成長して、仲間たちと共に悪に立ち向かう、と文字にすると大したことないんですが。やっぱり王道は面白いですよね。

 

第3位美女と野獣

呪いで姿を変えられた城の主人と住人達というファンタジー要素に、恋愛もあり、ヴィランとの戦いもあり贅沢なストーリーです。

 

第2位ピーターパン」

ファンタジーと冒険というみんなが大好きなお話を全力でやってくれた作品。始まりと終わりが現実世界というところが、いっそう夢を際立たせています。

 

第1位「アラジン」

ファンタジー、冒険、仲間、成長、恋愛と全てが詰め込まれた完璧なストーリーです。テンポも良く、一切飽きるシーンがありません。

 

脚本部門

ストーリー部門とは別に、ちょっとひねられていたり予想ができない展開だったり、「構成に巧みさを感じる」という視点でランキングにしてみます。

 

第5位ルイスと未来泥棒

タイムパラドックスを扱ってるので、この手のランキングには入れてあげたいという思いが(笑)

でも、実際よくできていると思います。

 

第4位「ターザン」

ターザンがジャングルで一人前になるまでの前半と、ジェーンと出会い人間として成長していく後半というテーマの違う2部構成がいいですね。

また、ターザンが動物とスラスラ話す場面と、ジェーンら人間と片言で話す場面の切り替えが自然なところがうまい。

 

第3位「アラジン」

ジーニーの使い方。願い事は1人3つまで、人の心を変えることはできない、自身には自由がない、といったジーニーの制約がうまく使われています。

 

第2位「シュガーラッシュ」

ゲームの中が舞台、という設定が活かされています。終盤に向けての伏線も上手です。

 

第1位ズートピア

この作品のために作ったランキングと言ってもいいです(笑)

登場キャラクターが動物であることをうまく使った、バディものミステリーとして完成されています。ヴィランが明かされるまでの流れは伏線も回収され絶妙です。

 

音楽部門

この部門は絞れなかったので10位から発表します。

 

第10位ヘラクレス

音楽:アラン・メンケン

「ゴー・ザ・ディスタンス」は名曲。ちなみに、エンディングでは藤井フミヤさんが歌っています。

他の多くの曲ほゴスペル調で楽しい。

 

第9位アナと雪の女王

音楽:クリストフ・ベック

「レット・イット・ゴー」の他にも良い曲が多い。

ちなみに私は松たか子よりMay J.派です。

 

第8位ジャングルブック

音楽:シャーマン兄弟

歌曲の多くを「メリーポピンズ」のシャーマン兄弟が作曲しています。

「君のようになりたい」は実写版公開時にLittle Glee Monsterがカバーしたことでも有名。余談ですが、アニメでキング・ルーイとしてこの曲を歌ったルイ・プリマはあの「シング・シング・シング」を作曲したジャズミュージシャンです。

 

第7位「ターザン」

音楽:フィル・コリンズ

主題歌と挿入歌を歌手のフィル・コリンズが作詞・作曲し歌っています。(日本語版はV6の坂本昌行

他の作品のようにキャラクターが歌うのではなくBGMとして流れますが、このタイミングがうまく、歌詞もターザンの心情を絶妙に表現しています。

 

第6位ふしぎの国のアリス

音楽:オリバー・ウォレス サミー・フェイン

アリスはあまり音楽のイメージがないかもしれませんが、実は17曲の挿入歌が使用されています。1曲1曲が長くなく、自然とストーリーに溶け込んでいるので、良い意味で印象がないのかもしれませんね。

 

第5位ノートルダムの鐘」

音楽:アラン・メンケン

全体的に神々しく美しい曲が多いのが特徴です。そして、タイトルが出るまでのオープニングは本当に素晴らしい

また、劇団四季とその出身者が日本語吹き替えをしているので、どの歌もとても上手いです。

 

第4位「ライオンキング」

音楽:エルトン・ジョン ハンス・ジマー

歌曲はエルトン・ジョンが作曲していて、

ポップスからバラードまでどれも素晴らしく、アカデミー歌曲賞に3曲がノミネート、うち1曲が受賞しました。

ミュージカルになった時に「朝のご報告」という曲が作られ、後にアニメへ逆輸入されたという珍しいエピソードがあります。

 

第3位「リトル・マーメイド」

音楽:アラン・メンケン

アラン・メンケンが初めてディズニーの音楽を担当した作品です。

これまでにもディズニー作品では多数の歌が使われてきましたが、この作品では音楽をさらに前面に出し、キャラクターが歌うだけでなく踊ったり演奏したりとミュージカルとして完成されています。

この作品で「アンダ・ザ・シー」アカデミー歌曲賞を、アラン・メンケンは作曲賞を受賞しています。

 

第2位美女と野獣

音楽:アラン・メンケン

前作「リトルマーメイド」のヒットの影響か、ミュージカルへとさらに大きく舵を切っています。

この作品でも、歌曲賞と作曲賞を受賞しています。

 

第1位「アラジン」

音楽:アラン・メンケン

アラン・メンケン無双です(笑)

流れる全ての曲が素晴らしい。

エンドロールで流れる「ホール・ニュー・ワールド」のピーボ・ブライソンとレジーナ・ベルのデュエットバージョンはシングルカットとなり全米1位を記録、さらにアカデミー最優秀主題歌賞を受賞しました。

 

 

映像部門

第5位「モアナと伝説の海」

単純に海がきれい。

アナと雪の女王」の雪もきれいなので迷いました。

 

第4位ノートルダムの鐘」

絵がきれいなだけでなく、主人公カジモドの動きに合わせて、ドローン撮影のように視点がダイナミックに動くシーンは圧巻です。

 

第3位「バンビ」

実際に動物を飼育して動きを観察したというだけあって、キャラクター達が本物のように動きます。

また、最近のデジタルのペイントと違い、水彩画風の背景には心が安らぐような美しさを感じます。(実際に何で描かれているかは分かりませんが)

 

第2位ふしぎの国のアリス

デザインと色彩が素晴らしい。

キャラクターについては、原作出版時のジョン・テニエルの挿絵の雰囲気を壊すことなく、ディズニーらしいかわいいデザインとして仕上がっています。

また、派手な色を多用しているにも関わらず、うるさくないおしゃれな映像です。

「アリスの服といえば青」というイメージの定着ぶりを考えれば、この作品の影響力が分かることでしょう。

 

第1位「ターザン」

とにかくきれい。

特に海の絵が素晴らしい。2Dアニメでよくここまで表現できると驚かされました。

また、ターザンが枝の上を滑ったりツタを使ってとびまわるシーンの迫力がすごく、「ノートルダムの鐘」から更にレベルアップしていると感じます。

 

 

ヴィランズ部門

個人的にディズニー作品におけるヴィランズの役割は非常に大きいと考えているので、キャラクター部門と別にやります。

個別のヴィランではなく、あくまでその作品全体のヴィランズでランキングします。

 

第5位「ピーターパン」

フック船長

スミー

コミカル系ヴィランに分類されることの多いフック船長ですが、どうすればピーターパンを殺すことができるかを常に考えており、かなり残虐です。

コミカルの印象はおそらく部下のスミーにあり、うまくバランスが取れていると思います。

 

第4位ノートルダムの鐘」

クロード・フロロー

ディズニーのヴィランズは自分が悪であることを認識した上で悪事を働いていることが多いのですが、フロローは違います。

彼は自分の行いが全て正しいと信じており、いわゆる確信犯的なヴィランです。

映画を観ている私達からすればどう見ても悪役ですが彼はそう思っておらず、そのギャップがとても印象的です。

 

第3位ヘラクレス

ハデス

ヘラクレス」の面白さの8割を担っていると言っても過言ではないハデス。彼の言動がいちいち面白い。

また、主人公サイドのゼウスがまあまあ嫌なやつで、不遇な扱いを受けているハデスを応援したくなります。

吹替は俳優の嶋田久作さんで、普段の嶋田さんから想像できないコミカルな演技が素晴らしい。

 

第2位「アラジン」

ジャファー

イアーゴ

メインのヴィランであるジャファーと家来のイアーゴ。それぞれのキャラクターもいいんですが、2人のかけ合いが面白く所々笑えます。

と言っても決して間抜けなヴィランズというわけではなく、狡猾で手強い悪役であるというのも良いところです。

 

第1位「ライオンキング」

スカー

シェンジ、バンザイ、エド

ヴィランの中でも圧倒的にかっこいいスカー。個人のランキングだとしても1位です。

きっと吹替の壤晴彦さんの名演もあってのこと。

また、劇中で彼が歌う「準備をしておけ」は素晴らしい。

シェンジ、バンザイ、エドらハイエナ達とは協力関係にあり支配しているものの信頼関係はなく、彼らを駒としか見ていない傲慢さが自身の結末へと繋がっていきます。

支配者となった時の統治能力も低く、冷静に考えると内面は決して褒められたものではありません。

しかし、そんなところも魅力に思えるほどかっこいいんです。

 

キャラクター部門

今度はキャラクター全体でのランキングです。

 

第5位美女と野獣

主人公のベルもそうですが、お城の住人達が個性豊かで楽しい。

ただ、もう1人の主人公である野獣は自分勝手でダメなやつです。まぁそこから彼の心境が変わっていくのがテーマなので仕方ないですが。

そして、ヴィランであるガストンは私が生理的に受け入れられないので残念ながらこの順位です。

 

第4位ジャングルブック

ヴィランズのランキングに入れようかと迷った作品です。

登場する順番がうまいです。冒頭でシアカーンという誰もが恐れる存在の名前を出しておいて、その後に出てくるのはカーやキングルーイといった別のヴィランズ。物語の前半にシアカーンは登場せず、「ゴドーを待ちながら」のように名前だけが出てきます。

そして、後半の山場で登場するので存在感がすごい。もちろん、カーやキングルーイもいいですし、ヴィラン以外の動物達も面白いので4位に入りました。

 

第3位ふしぎの国のアリス

はっきり言ってストーリーはカオスなので、音楽と映像、そしてキャラクターでもってる作品。と言ってもキャラクターの言ってることも意味不明なので好き嫌いはあるでしょう。

 

第2位「ライオンキング」

ヴィラン以外だと、コメディリリーフのティモンとプンバァが面白いです。と言っても、どこぞの雪だるまみたいにシリアスなシーンで空気を読まずにふざけたりするわけではないのでイライラすることもありません。

また、ヒヒのラフィキも狂言回し(ではないのですが)的な立ち位置で大事なシーンに登場し、物語を引き締めます。

 

第1位「アラジン」

ヴィランズについては前述の通り。

ジーニーも説明不要でしょうか。発言だけでなく、視覚的にもとても面白いですね。

以外とすごいのが絨毯で、言葉はもちろん表情すらないにも関わらず、何を言いたいのかが伝わってきます。

そして、私がディズニープリンセスの中で一番好きなジャスミン。冒頭のシーンで見られるように庶民の暮らしについて世間知らずな面はありますが、決して頭が悪いわけではありません。王女として聡明であり、ジャファーとの戦いでは機転を利かせ自ら動くことで勝機を作ります。

 

総合部門

最後は総合です。

もう書くことがほとんどないので簡単にいきます。

 

次点ズートピア

3Dになってからの作品ではトップなので、ランキング外ですがここに。

 

第10位「リトル・マーメイド」

音楽は言うまでもないですが、キャラクターもよくできています。

 

第9位「ターザン」

全体的にハイクオリティです。

 

第8位ヘラクレス

ハデスと音楽。

 

第7位ノートルダムの鐘」

音楽が素晴らしい。あと、狂言回しのクロパンが好きです。

 

第6位ジャングルブック

多少の思い出補正はありますが。

 

第5位「ピーターパン」

夢がある、という表現では1番ではないかと思います。ランク外でしたが音楽も良いです。

 

第4位美女と野獣

ガストンに魅力があれば1位を狙えたかもしれません。

 

第3位「ライオンキング」

スカーの存在もありますが、やはり音楽が素晴らしいです。

 

第2位ふしぎの国のアリス

初期ディズニーでは最高傑作だと思います。

個人的な趣味もありますが。

 

第1位「アラジン」

ここまで書いてきた通り、非の打ち所がない作品です。

 

 

以上です!

また何かランキングが思いついたらやるかもしれません。

 

では!

ゾンビ映画をランク分けしてみた

こんにちは!

 

今回のテーマ

ゾンビ映画 です!🧟‍♀️🧟‍♂️

 

私が今まで見たことがあるゾンビ映画を、D〜Sの評価別に紹介していきたいと思います。

 

ちなみにここで言う「ゾンビ映画」の定義ですが、

「厳密にはゾンビじゃないけどゾンビっぽい」というものを含みます。ご理解願います。

 

それではいってみましょう!

 

 

評価D:観なくてよいと思う

バイオハザードVリトリビューション

(2019年 アメリカ・イギリス・ドイツ)

ストーリーがペラッペラなんです。

戦って、進んで、戦って、進んでの繰り返し。とりあえず戦わせとけ、という感じ。

テレビゲームならそれでいいんですよ。いや、確かに原作はゲームだけど映画でそれをやっちゃだめでしょう。(というか原作のゲームの方がストーリーが厚い気がする)

 

ゲームに出てきたキャラクターと同じ名前の登場人物も多く出てくるけど、その扱いが雑過ぎる。それじゃゲームファンも喜ばないし、ゲームを知らない人は「この人何のために出できたの?」状態。

 

バイオハザード:ザ・ファイナル

(2016年 アメリカ・イギリス・ドイツ)

もう何をしたかったのか分からない。

まず、前作のラストを完全にぶん投げてるのに腹が立つ。

このシリーズは、毎度前作のラストや登場人物を無視するんだけど今作は特に酷い。

その上、大作の完結編のためそれなりに期待もあるので、それとの落差もすごい。

 

評価C:ゾンビが好きなら

ゾンビ

(1978年 アメリカ・イタリア)

元祖ゾンビ。

原題は「ドーン・オブ・ザ・デッド」。

 

ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督作品。

第1作と思われがちだが、この前にナイト・オブ・ザ・リビングデッドと言う作品がある。

とはいえ、世界のゾンビ映画のイメージはこの作品によって作られたと言っていい。

 

しかし、かなり昔の作品なので、ゾンビ映画界に与えた影響は大きくても、今観て面白いかというのはまた別問題。

どうしても迫力はない。

 

ちなみに、この時代のゾンビは走ることができない(エスカレーターを逆走することもできない)ため、頑張れば多分勝てると思う。

 

アイ・アム・レジェンド

(2007年 アメリカ)

ウィル・スミス主演作品。

ニューヨークでただ1人生き残った男が主役。

こんなことを言うと身もふたもないが、登場人物が少ないのが物足りない。

 

そして、1番の問題はエンディング。

この作品、実は公開直前に別のエンディングに差し替えられている。

変更前のエンディングはわりと原作に忠実なもので、そのエンディングに向けての伏線があったりするのだが、差し替えによってその伏線は無意味に。

しかも、タイトルである「アイアムレジェンド」の意味が全く変わってしまっている。

元のエンディングバージョンも見たことがあるが、そっちの方が面白かった。

 

 

評価B:見れば面白い

ショーン・オブ・ザ・デッド

(2004年 イギリス・フランス・アメリカ)

「ゾンビ」のパロディでコメディ映画。

後に「ミッション・インポッシブル」や「スタートレック」で活躍するサイモン・ペッグ主演。

 

感染が蔓延しているにもかかわらず、全く緊張感がない。

面白いけど、後半は登場人物達の行動に若干イラッとする。

 

28週後

(2007年 イギリス)

「28日後…」の続編。

でも、関連性は低いので前作は観ていなくても全く問題ない。

 

低予算であった前作と比べ、こちらは壮大なスケールになっている。

 

この映画のゾンビはとにかく速い。

大量のゾンビが福男くらいの勢いで走ってくるシーンはドン引き大迫力。

 

欠点は、主人公家族が身勝手過ぎること。

 

ゾンビランド

(2009年 アメリカ)

ショーン・オブ・ザ・デッドと双璧を成すコメディゾンビ映画

 

ショーンと違い、こちらの主人公達は割と真面目に生き残ろうとしているが、ノリが軽いというかあっさりしているのでコメディ枠に入るという感じ。

 

88分と時間も短いので、わりと見やすい作品だと思う。

 

バイオハザードⅢ

(2007年 アメリカ・イギリス・ドイツ)

バイオハザード3作目。

まあ面白いけど、主人公のアリスがこの作品だけ特に強過ぎる。

 

バイオハザードⅣ アフターライフ

(2010年 アメリカ・イギリス・ドイツ)

バイオハザード4作目。

この作品と前述の5作目はかなりゲームに寄せている。ただし、こっちの方が大分いい。

ゲームを知ってないと「何これ?」な部分も多少あるが、キャラクター達も個性があり、ストーリーも良い意味でゲームを体験しているようで面白い。

 

評価A:結構面白い

ドーン・オブ・ザ・デッド

(2004年 アメリカ)

その名の通り「ゾンビ」のリメイク。

と言っても共通点はショッピングモールに籠城するということくらい。なので、「ゾンビ」をリスペクトした別のストーリーだと考えていい。

 

迫力のある映像でアクションも豊富。

ゾンビも走るようになり恐怖感もアップ。

 

ゾンビ映画のお約束を詰め込んだ教科書のような完成度の高い作品。

映画として強く勧めるものではないけど、もしもゾンビ映画を“語りたい”のであれば絶対に観るべき。

 

REC

(2007年 スペイン)

ゾンビ映画というよりは、POVとして有名な作品。

自分も建物に閉じ込められているような臨場感があり、何が起こっているのか分からない状況が結構怖い。

ちなみに感染の原因は次回作で明かされることとなる。

 

ところで、翌年にハリウッドリメイク版も作られているが、言語が違う他はほぼ100%同じ内容なので両方観る必要はないと思う。

(ただし、2作目からは全く違っていて、そのため感染の原因も違うことになる)

 

バイオハザード アポカリプス

(2004年 アメリカ・イギリス・ドイツ)

バイオハザード2作目。

ラクーンシティバイオハザードでは最重要の架空都市)の街中が舞台。

シリーズ中ではグロいシーンが比較的少なく、かっこいいアクションを前面に出した作品。

 

主人公のアリス以上に、ゲームに基づいたキャラクターであるジル・バレンタインが最高にかっこいい。

 

ワールドウォーZ

(2013年 アメリカ)

2億ドルというゾンビ映画の中ではケタ外れな制作費が注ぎ込まれた「これがハリウッド映画だ!」と言わんばかりの超ハイスケールな作品。

そして、興行収入は5億ドル超えという大ヒット作。

さらに、主演はあのブラッド・ピットという他に類を見ない華やかなゾンビ映画

 

金がかかってるだけあって、さすがに面白い。

ただ主人公が不死身過ぎるのが多少気になる。

 

新感染 ファイナルエクスプレス

(2016年 韓国)

韓国発のゾンビ映画

ハリウッド顔負けの高クオリティ。

 

物語の大半が電車内で繰り広げられるという斬新な設定。

しかし、その設定を最大限に活かしたストーリーになっていて面白い。

 

また、人間の内面をかなり掘り下げていて、ゾンビ映画の中ではキャラクターの死亡シーンがつらい映画。

 

欠点はダサい邦題くらい。

ちなみに原作は「釜山行き」。

 

アイアムアヒーロー

(2016年 日本)

花沢健吾による同名コミックを原作とした作品。

主演は大泉洋で原作のイメージにもピッタリ。

 

ハリウッドには制作費が遠く及ばない邦画にしてはかなりのクオリティ。

 

原作の前半部分を映像化しているため、「この範囲だったらいらないんじゃないかなー」って設定が多少ある。

 

一番良かったのは吉沢悠演じる井浦

もっと怖くしてくれたらさらによかった。

 

評価S:ゾンビ好きじゃなくても

28日後…

(2002年 イギリス)

前述「28週後…」の前の作品。

 

低予算で作られた作品なのでスケールは割とコンパクトだけど、とても面白い。

 

登場人物が深く描かれていて、パニック映画にありがちな「ストーリーを進めるために余計なことをするキャラ」とかもいない。

何より「ゾンビより人間の方が怖い」というのが特に強く表現されているのが印象的。

 

ちなみに、この映画によって走るゾンビが広まったと言えると思う。

(「28日後…」で広く知られ、「ドーン・オブ・ザ・デッド」で定着したという感じか)

 

バイオハザード

(2002年 アメリカ・イギリス・ドイツ)

シリーズ第1作目にして最高傑作。

ゲームの設定を借りてはいるものの、ほとんどオリジナルストーリー。(おそらくシリーズ中で最もゲーム要素が少ない)

 

建物から脱出することを目的としていて、パニック映画としての印象が強く、ちゃんと怖い。

また、主人公アリスが記憶を失った状態でストーリーが始まり、徐々に謎が解き明かされてくるというミステリー要素もある。

アリスを演じるミラ・ジョヴォヴィッチのアクションシーンは迫力がありかっこいい。

 

ゾンビ映画好きじゃなくても充分に楽しめる、エンタメ作品だと思う。

 

 

以上です!

公開順じゃなかったからバイオハザードとか分かりにくかったかも。

 

また別のジャンルも書けたらと思います